「節約したいけど、毎日の食費を削るのはしんどい……」
そんな大学生におすすめしたいのが、固定費の見直しです。
固定費とは、毎月ある程度決まった金額が発生する支出のこと。
代表的なものには、
- スマホ料金
- インターネット料金
- サブスク
- 保険
- 家賃
- 電気・ガスなどの料金
があります。
毎日の飲み物を数十円節約するよりも、毎月発生している固定費を一度見直したほうが、まとまった節約につながることがあります。
しかも、一度見直して支出を減らせれば、その後も節約効果が続くのが固定費の大きなメリットです。
この記事では、大学生でも取り組みやすい固定費の見直し方を紹介します。
「どこから節約すればいいか分からない」という人は、まず自分の固定費を確認するところから始めてみましょう。
固定費とは?
固定費とは、毎月または定期的に発生する支出のうち、金額が比較的変わりにくいものを指します。
例えば、
| 固定費 | 例 |
|---|---|
| スマホ | 通信料金・オプション |
| インターネット | 自宅のWi-Fiなど |
| サブスク | 動画・音楽・アプリなど |
| 保険 | 医療保険・その他の保険 |
| 家賃 | 一人暮らしの場合 |
| 光熱費 | 電気・ガスなど |
などがあります。
ただし、固定費と変動費の区分はサービスや家庭によって異なる場合があります。
ここでは、「毎月ある程度決まって発生する支出」と考えておけばOKです。
固定費を見直すメリット
固定費の見直しには、大きく3つのメリットがあります。
① 一度見直すと効果が続きやすい
例えば、毎月3,000円安くなったとします。
すると、
3,000円 × 12ヶ月 = 36,000円
なので、1年間で36,000円の節約になります。
毎月その都度努力するのではなく、一度変更するだけでその後も節約できるのがポイントです。
② 生活の満足度を下げにくい
食費や遊びを削る節約は、我慢が必要になることがあります。
一方で、使っていないサブスクを解約したり、自分に合ったスマホプランへ変更したりするだけなら、生活への影響を抑えながら節約できる場合があります。
③ 貯金に回せるお金が増える
固定費が下がれば、その分だけ毎月残るお金が増えます。
例えば毎月5,000円の固定費を削減できれば、その5,000円をそのまま貯金に回すこともできます。
大学生が見直したい固定費7つ
ここからは、大学生がチェックしておきたい固定費を紹介します。
① スマホ料金
まず確認したいのがスマートフォンの料金です。
スマホはほとんどの大学生が利用しているため、見直しの効果を感じやすい項目です。
チェックするポイントは、
- 月額料金はいくらか
- 毎月どのくらいデータ通信を使っているか
- 不要なオプションが付いていないか
- 自分の使い方に料金プランが合っているか
などです。
例えば、毎月大容量のデータ通信を契約しているのに、実際にはほとんど使っていないなら、より安いプランが合っている可能性があります。
ただし、料金だけでなく通信速度や通信エリアなども確認しましょう。
② 使っていないサブスク
次に確認したいのがサブスクです。
大学生の場合、
- 動画配信
- 音楽配信
- ゲーム
- 学習サービス
- クラウドサービス
- アプリ
など、複数のサービスを契約していることがあります。
ここで重要なのは、
「契約しているか」ではなく「実際に使っているか」
です。
例えば月額500円のサービスを3つ契約していれば、
500円 × 3 = 月1,500円
になります。
年間では18,000円です。
サブスクのチェック方法
契約しているサービスを一覧にして、
「毎月使っている」
「たまに使う」
「ほとんど使っていない」
の3つに分けてみましょう。
「ほとんど使っていない」ものは、解約を検討してみてもいいでしょう。
③ インターネット料金
一人暮らしをしている大学生なら、自宅のインターネット料金も確認してみましょう。
「契約してから一度も料金を見直していない」
という場合は、現在の利用状況に合っているか確認してみる価値があります。
ただし、通信サービスは契約期間や解約金、工事費の残りなどが発生する場合があります。
変更する前に、現在の契約内容を確認しましょう。
また、スマホのテザリングなどで十分な人なら、自宅回線が本当に必要なのかを考えることもできます。
ただし、オンライン授業やゲーム、動画視聴などで大量の通信をする人は、通信量や安定性も考慮しましょう。
④ 保険
保険についても、一度契約内容を確認してみましょう。
ただし、大学生の場合は、すでに家族が加入している保険で補償されているケースなどもあります。
そのため、
「保険は全部解約すればいい」
という考え方はおすすめできません。
まずは、
- どんな保険に入っているか
- 誰が契約しているか
- 何が補償されるのか
- 毎月いくら払っているのか
- 家族の保険などと重複していないか
を確認しましょう。
必要な保障まで削らないことが大切です。
⑤ 家賃
一人暮らしの大学生にとって、家賃は大きな固定費です。
ただし、家賃はスマホやサブスクのように簡単に変更できるものではありません。
引っ越しには、
- 敷金・礼金
- 引っ越し費用
- 仲介手数料
- 家具・家電
- 新居の初期費用
などが必要になる場合があります。
そのため、
「家賃が高いからすぐ引っ越す」
と考えるのではなく、引っ越しによって本当にトータルの支出が減るのかを計算しましょう。
学生の場合は、実家暮らしに戻る、学生寮を利用するなど、生活環境そのものを見直すことで大きく支出が変わることもあります。
⑥ 電気・ガスなどの料金
電気やガスなどの光熱費も、契約内容や使い方によって支出が変わります。
まずは、
「毎月いくら払っているのか」
を確認しましょう。
ただし、電気・ガスについては料金プランだけでなく、使用量や季節によっても金額が変わります。
そのため、「先月より高いから契約を変える」とすぐに判断するのではなく、数ヶ月分を確認してみるのがおすすめです。
また、電気をつけっぱなしにしない、エアコンを適切に使うなど、使い方を見直すことも節約につながります。
⑦ 月額サービス・会員費
意外と見落としやすいのが、サブスク以外の月額サービスです。
例えば、
- オンラインサービス
- アプリの有料プラン
- ファンクラブ
- 会員費
- クラウドストレージ
などがあります。
スマートフォンの明細やクレジットカードの利用履歴を確認して、
「毎月何にお金を払っているのか」
をチェックしてみましょう。
固定費を見直す5ステップ
「何から始めればいいの?」
という人は、次の5ステップで進めてみましょう。
STEP1:毎月の支払いを全部確認する
まずは銀行口座やクレジットカードの明細を確認します。
「毎月自動的に引き落とされているもの」を探しましょう。
STEP2:必要・不要に分ける
見つけた固定費を、
- 必要
- あまり使っていない
- 不要
に分けます。
STEP3:「あまり使っていない」ものを見直す
いきなり必要なものを削る必要はありません。
まずは「使っていないもの」から見直しましょう。
STEP4:料金プランを比較する
スマホやインターネットなどは、現在の使い方に合ったプランがないか確認します。
料金だけでなく、サービス内容や契約条件も比較しましょう。
STEP5:節約できた金額を貯金する
ここが重要です。
例えば固定費を月3,000円削減できたなら、その3,000円をそのまま貯金に回してみましょう。
そうすれば、
固定費削減 → 貯金額アップ
という仕組みを作れます。
固定費は「金額×期間」で考える
固定費を見直すときは、
「月いくら安くなるか」
だけでなく、
「年間でいくら安くなるか」
まで考えてみましょう。
例えば、
月1,000円の節約
→ 年間12,000円
月3,000円の節約
→ 年間36,000円
月5,000円の節約
→ 年間60,000円
となります。
毎月数千円の違いでも、長期間続けば大きな差になります。
ただし「安さだけ」で選ばない
固定費を見直すときに注意したいのが、
「一番安いものを選べばいい」
という考え方です。
例えばスマホなら、料金が安くなっても通信速度やデータ容量が自分に合わなければ、使いにくくなってしまいます。
サブスクなら、月額料金が安くても必要なサービスを失えば意味がありません。
大切なのは、
「必要なサービスを、必要な分だけ、できるだけ安く利用する」
ことです。
固定費の見直しでやってはいけないこと
必要なものまで削る
節約を頑張るあまり、生活に必要なものまで削ってしまうのはおすすめできません。
特に保険や通信環境などは、自分にとって必要なのかを考えてから変更しましょう。
解約条件を確認しない
サービスによっては、
- 解約金
- 契約期間
- 更新月
- 残っている端末代
- 初期費用
などが発生する場合があります。
「月額料金が安くなるから」とすぐに変更するのではなく、変更にかかる費用も含めて判断することが大切です。
節約した分を使ってしまう
固定費を3,000円減らしたのに、その3,000円を別の買い物に使ってしまったら、貯金は増えません。
そこで、
「固定費を削減した分は、そのまま貯金する」
というルールを作るのがおすすめです。
大学生ならまず「サブスク+スマホ」から
固定費が多すぎて何から始めればいいか分からない場合は、
①サブスク
②スマホ料金
から確認してみましょう。
理由は、比較的見直しやすいからです。
使っていないサブスクなら、解約するだけで支出を減らせる可能性があります。
スマホも、自分のデータ使用量を確認することで、現在のプランが合っているか判断しやすくなります。
この2つを確認したら、
インターネット → 保険 → その他の固定費
というように広げていくといいでしょう。
固定費を見直したら、その分を貯金しよう
固定費の見直しは、やって終わりではありません。
例えば、
スマホ料金:月2,000円削減
サブスク:月1,000円削減
できたとします。
合計で、
月3,000円
の節約です。
これをそのまま貯金すれば、
3,000円 × 12ヶ月 = 36,000円
になります。
さらに、すでに毎月1万円貯金していた場合、
1万円+3,000円=1万3,000円
を毎月貯金できることになります。
このように、固定費の見直しは「支出を減らす」だけでなく、貯金を増やす仕組みづくりにもつながります。
まとめ:大学生こそ固定費を一度見直そう
大学生が見直しやすい固定費には、
- スマホ料金
- サブスク
- インターネット料金
- 保険
- 家賃
- 電気・ガスなどの料金
- 月額サービス・会員費
などがあります。
まずは、銀行口座やカードの明細を確認して、毎月何にお金を払っているのかを把握してみましょう。
そのうえで、
- 支払いを確認する
- 必要・不要に分ける
- 使っていないものを見直す
- 料金プランを比較する
- 節約できた分を貯金する
という流れで進めてみてください。
固定費の見直しは、毎日の生活を大きく変えずにできる節約方法の一つです。
ただし、何でも安くすればいいわけではありません。
「自分に必要なものは残し、必要のない支出を減らす」
という考え方が大切です。
毎月の固定費を少しずつ減らして、その分を貯金に回す。
これだけでも、長い目で見ると大きな差になります。
固定費を見直したら、次は毎日の生活費の中でも大きな割合を占めやすい食費について考えてみましょう。
食費は削りすぎると生活が苦しくなるので、大学生でも無理なく続けられる方法を知ることが大切です。



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