「証券口座を作ったけど、株ってどうやって買うの?」
「株を買うには何を入力すればいいの?」
「成行と指値って何?」
証券口座を開設したあと、次に気になるのが実際の株の買い方ではないでしょうか。
株式投資は難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な流れを覚えてしまえば、そこまで複雑ではありません。
この記事では、株式投資初心者に向けて、株を購入するまでの流れをできるだけわかりやすく解説します。
まだ証券口座を持っていない方は、まずはこちらの記事から確認してみてください。
👉 大学生におすすめの証券口座は?初心者向けに選び方をわかりやすく解説
また、証券口座を作ったものの「まだお金を入れるのは怖い」という方は、口座を使って勉強するところから始めることもできます。
👉 証券口座は作るだけでもOK?お金を入れずに株の勉強を始める方法
株を買うまでの基本的な流れ
まずは全体の流れを確認しておきましょう。
株を購入するときは、基本的に次のような流れになります。
- 買いたい会社を探す
- 株価や企業情報を確認する
- 購入する株数を決める
- 注文方法を選ぶ
- 注文を出す
- 注文が成立したか確認する
最初は難しく感じるかもしれませんが、一つずつ見ていけば大丈夫です。
STEP1:買いたい会社を探す
まずは、どの会社の株を買うのかを決めます。
証券会社のサイトやアプリには、会社名や銘柄コードから企業を検索できる機能があります。
例えば、
- トヨタ
- ソニーグループ
- 任天堂
- セブン&アイ・ホールディングス
など、自分が知っている会社から調べてみてもいいでしょう。
ただし、「知っている会社だから」という理由だけで購入するのはおすすめしません。
株を買う前に、その会社の業績や事業内容なども確認しておきましょう。
株を買う前に確認したい情報
最低限、次のような情報を確認しておくと安心です。
- 現在の株価
- 売上高
- 営業利益
- 配当金
- 株価チャート
- 会社がどんな事業をしているか
最初からすべて理解する必要はありません。
**「この会社は何をしていて、最近どんな業績なのか」**くらいから確認してみましょう。
STEP2:株価を確認する
買いたい会社が決まったら、現在の株価を確認します。
例えば株価が1,000円なら、
1株=1,000円
ということになります。
ただし、日本株では通常100株を1単元として取引する銘柄が多いため、100株購入する場合は、
1,000円 × 100株=100,000円
が基本的な購入金額になります。
一方で、証券会社によっては**1株から購入できる「単元未満株」**を取り扱っています。
その場合は、100株分のお金を用意しなくても株式投資を始められます。
👉 1株から株を買う方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
STEP3:購入する株数を決める
次に、何株購入するかを決めます。
例えば、
- 1株
- 10株
- 100株
などです。
購入金額は、
株価 × 株数
で考えることができます。
例えば株価が1,500円の会社を100株購入するなら、
1,500円 × 100株
= 150,000円
となります。
ここで大切なのは、自分が無理なく投資できる金額にすることです。
生活費や学費など、必要なお金まで投資に使わないようにしましょう。
STEP4:注文方法を選ぶ
株を買うときには、どのような条件で購入するのかを指定します。
代表的な注文方法が、
- 成行注文
- 指値注文
です。
成行注文とは?
成行注文は、価格を指定せずに注文する方法です。
「この株を買いたい」というときに、価格を指定せず注文を出します。
そのため、注文時に表示されていた株価と実際の約定価格が異なる場合があります。
指値注文とは?
指値注文は、「この価格以下なら買いたい」というように、購入価格を指定する方法です。
例えば、
「株価が1,000円以下になったら買いたい」
という場合、1,000円を指値として注文できます。
ただし、希望した価格にならなければ、注文が成立しないこともあります。
成行と指値、どっちを使えばいい?
初心者のうちは、
「成行=すぐ買いたい」
「指値=買いたい価格を決めたい」
くらいに覚えておくと分かりやすいです。
ただし、それぞれメリット・注意点があるため、実際に注文する前に仕組みを理解しておきましょう。
👉 成行注文と指値注文の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
STEP5:注文内容を確認する
注文方法を決めたら、注文画面で内容を確認します。
例えば、
- 銘柄
- 売買区分
- 株数
- 注文方法
- 価格
- 注文期間
などを確認します。
特に初心者は、「買い」と「売り」を間違えないように注意しましょう。
注文ボタンを押す前に、一度すべての内容を確認するクセをつけるのがおすすめです。
STEP6:注文を出す
内容に問題がなければ、注文を出します。
これで株の購入注文は完了です。
ただし、
「注文を出した=株を買えた」ではありません。
注文が成立することを**約定(やくじょう)**といいます。
指値注文などでは、条件が合わず注文が成立しないこともあります。
そのため、注文後は約定したかどうかを確認しましょう。
株を買った後はどうなる?
注文が成立すると、購入した株が証券口座に反映されます。
その後は、証券会社の画面から、
- 現在の株価
- 評価損益
- 株価チャート
- 保有株数
などを確認できます。
例えば、
1,000円で100株購入
↓
株価が1,100円になる
↓
評価額は110,000円
となります。
一方で、株価が900円になれば、
評価額は90,000円
になります。
このように、株価は日々変動するため、購入した後も価格が上下します。
株を買ったら毎日チェックするべき?
必ずしも毎日チェックする必要はありません。
特に長期的な資産形成を目的としている場合、短期間の株価の上下だけを見て焦って売買する必要はありません。
逆に、短期売買をする場合は株価の動きを確認する機会が増えるなど、投資スタイルによっても異なります。
自分がどのような目的で投資するのかを考えておきましょう。
株を買うときに初心者が気をつけたいこと
生活に必要なお金を使わない
投資に使うのは、当面使う予定のない余裕資金を基本にしましょう。
「絶対に上がる」という情報を信じない
SNSなどで、
「この株は絶対上がる!」
「今買えば絶対儲かる!」
といった情報を見かけることがあります。
しかし、株価が必ず上がるとは限りません。
最終的には自分でも企業や株価について確認することが大切です。
いきなり大きな金額を投資しない
初めて株を買う場合は、まず少額から経験してみる方法もあります。
実際に購入してみることで、
「株価ってこんなに動くんだ」
「注文ってこういう感じなんだ」
と分かることもあります。
NISAを使って株を買うこともできる
NISAの成長投資枠では、一定の条件を満たす上場株式などに投資できます。
NISAを利用して株式を購入することで、対象となる利益を非課税で受け取れるのが大きな特徴です。
ただし、NISAを使えば損をしないという意味ではありません。
NISAについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 大学生のNISAはどう使う?初心者向けに仕組みと始め方をわかりやすく解説
まとめ|株の買い方は意外とシンプル
株を購入するまでの流れをまとめると、
①買いたい会社を探す
↓
②株価や企業情報を確認する
↓
③購入する株数を決める
↓
④成行・指値などの注文方法を選ぶ
↓
⑤注文内容を確認する
↓
⑥注文を出して、約定を確認する
という流れです。
最初は聞き慣れない言葉が多くて難しく感じるかもしれません。
しかし、一度実際の証券会社の画面を見てみると、少しずつ仕組みが分かってきます。
いきなり大きなお金を使うのではなく、まずは証券口座を開設して株価やチャートを見るところから始めるのも一つの方法です。
そして「やってみよう」と思ったら、無理のない金額から少しずつ経験してみましょう。



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