「株を始めてみたいけど、何から始めればいいのかわからない」
「大学生でも株ってできるの?」
「投資って何だか難しそう……」
そんなふうに思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、株式投資を始めること自体は、それほど難しくありません。
証券口座を開設して、必要なお金を入金し、買いたい株を選んで注文する。基本的な流れだけなら、意外とシンプルです。
しかも、口座を開設したからといって、すぐにお金を入れて株を買う必要もありません。
まずは口座を作って、株価やチャートを見たり、どんな会社が上場しているのか調べたりするだけでも、投資の勉強になります。
📌この記事でわかること
・大学生でも株を始められるのか
・株を始めるメリット・デメリット
・実際に株を始めるまでの流れ
・NISAとは何なのか
・いくらから始めればいいのか
・初心者がやりがちな失敗
などを、できるだけわかりやすく解説します。
「投資に興味はあるけど、まだ何もわからない」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
大学生でも株式投資は始められる?

結論から言うと、大学生でも株式投資を始めることはできます。
株式投資を始めるために「社会人であること」や「一定の収入があること」が必要なわけではありません。
証券会社で口座を開設し、株を購入するためのお金を用意すれば、大学生でも投資を始められます。
大学生でも証券口座を作れる
株を売買するためには、基本的に証券会社の口座が必要です。
銀行口座だけでは株を購入できないため、まずは証券口座を開設するところからスタートします。
現在はオンラインで申し込みから本人確認まで進められる証券会社も多く、昔のように店舗へ行って複雑な手続きをする必要はありません。
つまり、
「株を始めたい」
→「証券口座を作る」
これが最初の一歩です。
口座を作っただけなら、すぐ投資しなくてもOK
ここは、投資初心者の人にぜひ知っておいてほしいポイントです。
証券口座を開設したからといって、すぐにお金を入れて株を買う必要はありません。
口座を開設したら、まずはログインして、
・株価を見る
・チャートを見る
・会社の情報を見る
・株の売買画面を確認する
・気になる会社を探してみる
といったことから始めてもOKです。
実際の証券口座の画面を見ているだけでも、「株価ってこうやって動くんだ」「この会社の株はこんな値段なんだ」と、少しずつ株の世界がわかってきます。
「投資を始める=いきなり大金を投入する」ではありません。
まず口座を作って、見て、学ぶ。
そこから「やってみよう」と思ったタイミングで少額から始める方法もあります。
大学生が株を始めるメリット
大学生のうちから投資を始めることには、いくつかのメリットがあります。
・若いうちから投資経験を積める
・お金について考えるきっかけになる
・少額から資産形成を始められる
若いうちから投資経験を積める
大きなメリットの一つが、若いうちから投資経験を積めることです。
株式投資では、実際に自分のお金を使ってみないとわかりにくいこともあります。
株価が上がったときにどう感じるのか。
反対に、株価が下がったときに自分がどう行動するのか。
ニュースを見て株価が動くこともあれば、思ったように動かないこともあります。
こうした経験は、投資について勉強するだけではなかなか得られません。
もちろん、最初から大きなお金を使う必要はありません。
少額で経験しながら学んでいくことも、投資の勉強になります。
お金について考えるきっかけになる
株を始めると、自然とお金について考える機会が増えます。
「この会社は何をしているんだろう?」
「なぜ株価が上がったんだろう?」
「企業の利益ってどうやって決まるんだろう?」
「ニュースで金利が上がると株価にどう影響するんだろう?」
最初は株価を見るだけだったとしても、そこから企業や経済について興味を持つようになるかもしれません。
大学生のうちからこうした知識を身につけておくことは、将来のお金との付き合い方を考えるうえでも役立ちます。
少額から資産形成を始められる
「投資には何百万円も必要」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、投資にはさまざまな方法があり、必ずしも大きなお金から始める必要はありません。
少額で購入できる商品やサービスもあるため、自分の資金に合わせて始めることができます。
大切なのは、無理をして大きな金額を投資しないことです。
大学生が株を始める前に知っておきたいこと
株式投資にはメリットがある一方で、もちろんリスクもあります。
ここは「株を始める前」にしっかり理解しておきましょう。
・元本割れする可能性がある
・生活に必要なお金を投資しない
・借金して投資しない
株式投資には元本割れのリスクがある
銀行預金とは違い、株式投資では購入した株の価格が下がる可能性があります。
例えば1万円で購入した株が8,000円になれば、2,000円の含み損です。
逆に株価が上がれば利益になる可能性もあります。
つまり、
利益が出る可能性がある一方で、損失が出る可能性もある。
これが株式投資の基本です。
「絶対に儲かる投資」というものではありません。
生活に必要なお金まで投資しない
大学生の場合、アルバイト代や仕送りなど、使えるお金に限りがある人も多いでしょう。
そのため、
「投資に使っていいお金」と「生活に必要なお金」を分ける
ことが重要です。
家賃や食費、学費など、近いうちに必要になるお金を投資に回すのは避けましょう。
借金して投資するのは避ける
「もっと大きなお金を使えば、もっと大きく儲かる」
と考えて、借金や無理な信用取引で投資資金を増やそうとするのは危険です。
特に投資を始めたばかりなら、まずは自分が用意できる余裕資金の範囲で経験を積むことをおすすめします。
大学生が株を始める5ステップ
ここからは、実際に株を始めるまでの流れを見ていきましょう。
大きく分けると、次の5ステップです。
STEP1:投資に使うお金を決める
STEP2:証券会社を選ぶ
STEP3:証券口座を開設する
STEP4:NISAを検討する
STEP5:株を選んで購入する
STEP1:投資に使うお金を決める
まずは「いくら投資に使うのか」を決めましょう。
ここで大切なのは、
「いくら儲けたいか」ではなく、「いくらなら失っても生活に困らないか」
という考え方です。
例えば、手元のお金が10万円しかないのに、そのほとんどを投資に回してしまうのはおすすめできません。
大学生なら、まずは少額から始めて、投資に慣れていくという方法もあります。
STEP2:証券会社を選ぶ
次に証券会社を選びます。
証券会社によって、
・売買手数料
・取扱商品
・アプリの使いやすさ
・投資情報
・NISAへの対応
・ポイントサービス
などに違いがあります。
初心者の場合は、手数料だけでなく、**「自分が使いやすいか」**も重要です。
大学生向けの証券口座の選び方や、おすすめの証券会社についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
👉「大学生におすすめの証券口座は?初心者向けに選び方をわかりやすく解説」
STEP3:証券口座を開設する
証券会社が決まったら、口座を開設します。
現在はスマートフォンやパソコンから申し込める証券会社が多く、オンラインで手続きを進められるケースもあります。
口座開設が完了したら、実際にログインして画面を見てみましょう。
ここで重要なのは、
まだお金を入れなくてもいい
ということ。
株価やチャート、企業情報などを眺めながら、少しずつ使い方を覚えていけばOKです。
「証券口座を作ったけど、まだ投資するか迷っている」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 証券口座は作るだけでもOK?お金を入れずに株の勉強を始める方法
「この会社の株ってこんな値段なんだ」
「株価って一日でこんなに動くんだ」
というところからでも十分勉強になります。
STEP4:NISAを検討する
株式投資を始めるなら、NISAについても知っておきましょう。
NISAは、個人の資産形成を支援するための税制優遇制度です。
通常、株式や投資信託などの投資で得た利益には税金がかかります。
NISAでは、一定の範囲内で投資による利益を非課税にできる仕組みがあります。
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、それぞれ対象となる商品や利用方法が異なります。
ただし、NISAだからといって投資の損失がなくなるわけではありません。
「NISA=絶対に儲かる制度」ではない
という点は覚えておきましょう。
NISAについて詳しく知りたい方は、こちらの記事で仕組みや始め方を詳しく解説しています。
👉 大学生のNISAはどう使う?初心者向けに仕組みと始め方をわかりやすく解説
STEP5:株を選んで購入する
口座を開設し、投資する準備ができたら、いよいよ株を購入します。
株を購入するときには、
・どの会社に投資するのか
・いくらで買うのか
・何株買うのか
などを決めます。
注文方法には「成行注文」や「指値注文」などがあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、仕組みを理解してしまえばそれほど複雑ではありません。
実際に株を購入するときの具体的な流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 株の買い方を初心者向けに解説!注文方法から購入までの流れ
株を買う前に覚えておきたい基本用語
株を始めるなら、まずは最低限の用語だけ覚えておきましょう。
| 用語 | ざっくり意味 |
|---|---|
| 株価 | 1株あたりの価格 |
| 株数 | 購入する株の数 |
| 単元株 | 通常100株単位 |
| 成行注文 | 価格を指定せず注文 |
| 指値注文 | 買いたい価格を指定 |
| 配当金 | 企業から受け取る利益還元 |
| 株主優待 | 商品・サービスなどの還元 |
成行注文と指値注文の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 成行注文と指値注文の違いは?初心者向けに注文方法をわかりやすく解説
配当金の仕組みや、実際にいくらくらいもらえるのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
👉 株の配当金とは?いくらもらえる?初心者向けに仕組みを解説
大学生はNISAを利用したほうがいい?
ここまで読んで、
「NISAって結局使ったほうがいいの?」
と思った人もいるでしょう。
NISAは、投資による利益を一定の範囲内で非課税にできる制度です。
そのため、長期的な資産形成を考える場合には、知っておきたい制度の一つです。
ただし、
「大学生だから必ずNISAを使うべき」
というわけではありません。
注意したいのは、「NISA=絶対に儲かる制度ではない」ということです。
まずは自分のお金の状況を整理して、生活に必要なお金を確保したうえで、投資について考えることが大切です。
大学生が株を始めるならいくら必要?
「結局、いくらあれば株を始められるの?」
これは多くの初心者が気になるところです。
答えは、
投資方法によって異なります。
| 投資方法 | 必要資金の目安 |
|---|---|
| 日本株100株 | 株価によって大きく変わる |
| 1株投資 | 数百円~など |
| 投資信託 | 証券会社によって少額から可能 |
日本株の場合、基本的に100株単位で取引する銘柄が多いため、株価によって必要な金額は大きく変わります。
例えば株価が1,000円なら、100株購入するには単純計算で10万円が必要です。
一方で、証券会社によっては1株単位で購入できるサービスもあります。
その場合、株価1,000円の銘柄なら、1株だけ購入して1,000円程度から投資を始めることもできます。
もちろん、手数料など別途考慮する必要があります。
大切なのは、
「最低いくら必要か」よりも、「自分が無理なく続けられる金額はいくらか」
です。
少額で株を始める方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 1株から株を買う方法とは?大学生にもおすすめの少額投資を解説
大学生が株を始めるときにやりがちな失敗
×失敗①SNSの情報だけで株を買う
SNSには株式投資に関する情報がたくさんあります。
「この株は絶対上がる」
「明日○倍になる」
といった投稿を見かけることもあるでしょう。
しかし、その情報が正しいとは限りません。
誰かの意見をそのまま信じて、自分では何も調べずに投資するのは避けたいところです。
×失敗②値下がりしたから焦って売る
株価は日々変動します。
買った直後に株価が下がることも珍しくありません。
「買ったら下がった!失敗した!」
と焦ってしまう前に、なぜその株を買ったのかを振り返ってみましょう。
×失敗③一つの銘柄にお金を集中させる
一つの会社に資金を集中させると、その会社の株価が大きく下落したときに資産全体への影響も大きくなります。
投資では「分散」という考え方も重要です。
×失敗④「絶対上がる」という情報を信じる
株式投資に「絶対」はありません。
企業の業績、経済状況、金利、為替、市場全体の動きなど、さまざまな要因によって株価は変動します。
だからこそ、
自分で調べて、自分で考えて投資する
ことが大切です。
×失敗⑤短期間でお金を増やそうとする
短期間で大きな利益を狙えば、それだけ大きなリスクを取ることにもつながります。
資産形成を目的とするなら、焦らず長い目で考えることも大切です。
実際に株を始めてみてわかったこと
ここからは、実際に投資を経験してみて感じたことです。
株を始める前は、
「株って難しそう」
「専門的な知識がないと無理そう」
と思っていました。
でも実際に証券口座を開設して、株価やチャートを見てみると、株を買うという行為自体は思っていたより簡単でした。
一方で、難しかったのは、
「何を買うのか」
「いつ買うのか」
「どのくらい買うのか」
という部分。
実際に投資をしてみると、株価が上がったり下がったりするだけで気持ちが動くこともあります。
「もっと上がると思ったのに下がった」
「もう少し待ってから買えばよかった」
そんな経験をすることで、少しずつ投資について考えるようになりました。
だからこそ、これから投資を始める人には、
最初から完璧な知識を身につけてから始めようとしなくてもいい
と伝えたいです。
まずは仕組みを知る。
証券口座を開設して画面を見てみる。
少額で経験してみる。
そして、わからないことが出てきたら調べる。
この繰り返しでも、十分に投資の勉強になります。
大学生が株式投資を始めてみた|20万円から始めたリアルな体験談
大学生が株を始めるなら「勉強→少額→実践」がおすすめ
ここまで読んで、
「株を始めてみたい!」
と思った人もいるかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、
勉強 → 少額 → 実践
という流れです。
いきなり大きなお金を投資する必要はありません。
まずは証券口座を開設して、株価やチャートを見てみる。
気になる会社について調べてみる。
株の基本的な用語を覚えてみる。
そして「やってみよう」と思ったら、自分が無理なく出せる金額から投資してみる。
実際に株を持ってみることで、
「株価ってこんなに動くんだ」
「決算って重要なんだ」
「ニュースで株価が動くことがあるんだ」
など、今までとは違った視点でニュースを見るようになるかもしれません。
投資は、始めてから学ぶこともたくさんあります。
まとめ|大学生でも株式投資は始められる
今回は、大学生が株を始める方法について解説しました。
株式投資を始めるための基本的な流れは、
①投資に使うお金を決める
②証券会社を選ぶ
③証券口座を開設する
④NISAを検討する
⑤株を選んで購入する
というシンプルなものです。
そして、覚えておいてほしいのが、
証券口座を開設したからといって、すぐにお金を入れる必要はない
ということ。
まずは口座を開設して、株価やチャートを見たり、企業について調べたりするだけでも投資の勉強になります。
「投資は難しそう」と感じている人も、最初から完璧に理解する必要はありません。
まず知る。
↓
実際に見てみる。
↓
少額で経験する。
↓
経験しながら学ぶ。
このくらいの気持ちで始めてみてもいいでしょう。
ただし、株式投資には損失が出るリスクがあります。
生活に必要なお金まで投資せず、自分が無理なく続けられる範囲で資産形成を考えていくことが大切です。
この「資産形成ノート」では、これからも大学生・投資初心者の目線から、貯めること、投資すること、お金について学ぶこと、そして実際にやってみたことを発信していきます。
一緒に少しずつ、お金について学んでいきましょう。


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